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【BTO】出荷前ストレステストの重要性

当店のBTOパソコンは、オーバークロックモデルもスタンダードモデルも、出荷前に最低でも24時間連続でのストレステストを実施してから出荷しております。今回はこの「ストレステスト」の必要性についてご紹介いたします。

●動作の安定性を保証する「ストレステスト」
当店がBTOパソコンで実施している「ストレステスト」とは、CPUとメモリに非常に高い負荷のかかる処理を実行するものです。

ストレステストに用いるアプリケーションは、動画の編集やエンコード作業など、一般に負荷の高いとされるアプリケーションより、さらに高い負荷をCPUとメモリに加えます。負荷の高い処理を実行すると、CPUやメモリは通常よりも多くの電力を消費し、より多くの熱を放出するため、ハードウェア自体の動作が不安定になりやすい状況となります。

この厳しい動作状況でも長時間にわたってエラーを起こさず動作し続けることを確認して、PCとして安定していることを保証する作業がストレステストなのです。

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↑PCに高い負荷をかけ続けるプログラムを使いテストを行っています

●意外と確認しづらい? 初期不良パーツの洗い出し
出荷前のストレステストには、PCの安定性を確認するとともに、初期不良パーツの洗い出しという重要な役割があります。

PCパーツの場合、ひとくちに「初期不良」と言っても、その症状はさまざまです。起動しないものや、物理的に損傷しているものは、その時点で不良の判断ができますが、メモリがエラーを抱えている場合や、電源ユニットの不良などでは、数時間程度の動作では不具合が発現しない場合があります。

このような、すぐに表に出てこない初期不良を抱えたパーツを洗い出すのに、連続して高負荷動作を行うストレステストは役立ちます。

●長時間の高負荷・連続稼働は信頼性の証
このように、安定して動作することの確認、そして初期不良パーツの洗い出しという役割を担っているのが、出荷前のストレステストです。このテストを行うからこそ、オーバークロックモデルであっても、通常のPCと同じように安定した動作でご利用いただけます。

なお、当店のBTOパソコンは、標準で24時間連続のストレステストを基本としておりますが、より信頼性が確認された状態で出荷をご希望のお客様向けに、72時間連続ストレステストを行うオプションをご用意しております。

常時稼働や、長時間を要する処理を行われるお客様は、72時間連続ストレステストのご利用をご検討ください。

■関連リンク
OVERCLOCK WORKS BTOサイト
http://bto.ocworks.com/bto/index.html

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