Apacerのオーバークロックメモリ「Apacer DDR4-3600 CL18 (8GB×2) EK.16GA4.GGBK2」を起動テストしてみました。
使用機材は
CPU:Intel Core-i7 6700K
マザーボード:ASUS Z170-PRO (BIOS:1902)
です。
マザーボードは当店でハイクロックメモリ王としておすすめしているASUS Z170-PROです。
まずはBIOSでXMP設定を行います。
EZ Modeの場合は「XMP」を「Profile 1」に変更します。
XMPに設定すると、以下のようなアラート画面が表示されます。
PCのパフォーマンスをアップする設定にしますか?という確認と、冷却を十分に行ってくださいという内容のものです。「Yes」にするとXMP設定となります。
Advanced Modeの場合は「AI Tweaker」タブから「AI Overclock Tuner」を「Auto」から「XMP」に変更します。
これでメモリスペックである「DDR4-3600 CL18-18-18-42 1.35V」がセットされるので、設定を保存して再起動します。
起動してCPU-Zで確認してみます。
CPU-Zについては以下の記事を参照してください。
自作PCを組み立てたら、まずインストールしたい「CPU-Z」で動作チェック
スペックどおり「DDR4-3600 CL18-18-18-42」で起動しています。
DDR4-3600でPrime95の負荷テストも1時間ほどかけてみましたが、動作は問題ありませんでした。
DDR4-3200のレポート同様にこのメモリも、BIOSでメモリ設定しないとDDR4-2400として起動する仕様となっています。SPDの「Max bandwidth」もDDR4-2400となっています。ですがこれはメモリスペックではありませんので慌てないようにしてください。
G.Skillのオーバークロックメモリですと、メモリ設定しないとDDR4-2133で起動し、「Max bandwidth」はDDR4-2133となっていますので、この点が異なるところです。Z170で使用する場合は、どちらでも特に問題はありません。
Apacer DDR4-3600 CL18 (8GB×2) EK.16GA4.GGBK2
Apacerメモリは他にもDDR4-3000、DDR4-3200のラインナップがあります。
→Apacerのオーバークロックメモリ