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中国企業Lisuan Techの独自GPU搭載ビデオカード「LX 7G100」

 今回は、中国企業であるLisuan Tech(砺算科技)が独自開発したGPUを搭載するビデオカード「LX 7G100」について紹介します。

独自開発のGPUを搭載したビデオカード

 LX 7G100は、中国のスタートアップ企業であるLisuan Techが5月下旬に先行発売を開始したビデオカードで、GPUには同社が独自開発したTrueGPU Tiantu アーキテクチャ採用GPUを搭載しています。

Lisuan Techのページより

 公式に発表されているスペックによれば、LX 7G100はDirectX 12やVukan 1.3、OpenGL 4.6、OpenCL 3.0をサポートするほか、独自の超解像技術である「NRSS」や、8K60Hz HDRのFreeSyncに対応しているとされており、VRAMには12GBのGDDR6メモリを搭載しています。

 公式情報ではGPUそのもののスペックがあまり公開されていませんが、ゲームでのパフォーマンスはGeForce RTX 4060やIntel Arc B580などのミドルレンジGPUを下回る性能であるという中国ユーザーのレビューが公開されています。

 先行発売時の販売価格は3,299元(約7.8万円)とかなりの高額でしたが、初回発売分の1,000台は即日完売したとの情報もあり、中国独自開発のGPUということで中国国内ではかなりの注目を集めているようです。

 Lisuan Techは6月18日にLX 7G100に通常販売を開始予定で、同日にはプロフェッショナル向けとされる「LX Ultra (24GB GDDR6/ECC)」と「LX PRO (24GB GDDR6)」の発売を予定しており、発売日未定のプロフェッショナル向け製品「LX MAX (12GB GDDR6)」もラインナップしています。

 いまのところ、Lisuan Techのビデオカードが日本国内で入手できる見通しは立っておらず、仮に発売されるとしても性能や価格を考えると合理的に選択する理由は無いでしょう。

 しかしながら、ある程度ゲームが動かせるGPUの独自開発に成功しているのだとすれば興味深い話ではあります。昨今の中国における半導体関連産業の発展は目覚ましく、Lisuan Techがその波に乗ることができれば、数年後にはより競争力のあるGPUが登場することもあるのかもしれません。

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