BTOパソコンのシステム用ドライブとして、NVMe対応SSDをお選びいただけるようになりました。
NVMe対応SSDは、コマンド処理を拡張・効率化した通信プロトコルNVMeに対応したSSDです。インターフェースにPCI Express 3.0 バスを採用することで、非常に高いデータ転送速度を実現しています。
今回BTOパソコンでお選びいただけるようになったNVMe対応SSDは、M.2スロットタイプのPlextorのM8PeG シリーズとIntel SSD 600p シリーズ。PCI Express拡張カードタイプのIntel SSD 750 シリーズの3モデルです。以下に各モデルのスペックと特徴を簡単にご紹介します。
BTOパソコンをご検討の際は、NVMe対応SSDの搭載も合わせてご検討ください。
●Plextor M8PeG シリーズ
Plextor M8PeG シリーズは、M.2カードタイプのSSDで、PCI Express 3.0 x4をインターフェースに採用しています。NANDフラッシュは東芝の15nm MLC NANDで、コントローラにはMarvell 88SS1093を採用しています。
MLC NANDフラッシュを採用したNVMe対応SSDの中では、特に容量あたりの価格が安いモデルです。データ転送速度も大変優れており、費用対効果も高い製品となっております。
●Intel SSD 600p シリーズ
Intel SSD 600p シリーズは、M.2カードタイプのSSDで、PCI Express 3.0 x4をインターフェースに採用しています。コントローラの詳細は不明ですが、3D TLC NANDフラッシュを採用しています。
一般にMLC(2bit MLC)よりも書き込み速度に劣るTLC(3bit MLC)を採用しているため、書き込み速度に関してはSATA 6Gbps対応SSDと同程度にとどまりますが、256GB以上の容量では、シーケンシャルリードで1GB/secを大きく超える速度を実現しています。
読み出し速度がパフォーマンスに影響しやすいシステム用ストレージや、アプリケーションインストール用のストレージに適した製品です。
●Intel SSD 750 シリーズ
Intel SSD 750 シリーズは、拡張スロットタイプのSSDで、PCI Express 3.0 x4スロットに挿して搭載します。NANDフラッシュには20nmのMLC NANDを採用しています。
一般向けのNVMe対応SSDとしては黎明期に登場した製品ですが、パフォーマンスは現在でもトップクラスで、より多くの容量を必要とする方に適したモデルラインナップとなっています。
http://bto.ocworks.com/bto/order-maid.html
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