FrapsはDirectXやOpenGLで描画される画面(ゲームなど)のフレームレートを測定できるソフトウェアです。Frapsの全機能が利用できる有償版が37ドルで販売されていますが、公式ウェブサイトから一部機能が制限された試用版を利用できます。
FRAPS game capture video recorder fps viewer
機能制限版のFrapsでも、ゲーム画面に現在のフレームレートを表示する機能の他、一定の時間フレームレートのログを取得するベンチマーク機能、スクリーンショット、画面録画などが利用できます。各機能は、Frapsと対象となるゲームなどを起動した状態で、ショートカットキーを押すことで利用できます。
ゲーム中のフレームレートを把握することで、描画設定の調整に役立てたり、一定のシーン時のフレームレートをベンチマークモードで取得し、グラフィックカードの性能比較に用いたりすることができます。
Frapsでフレームレート(fps)を表示したところ【画像右上の数字】
近年、Steamで配信されるゲームタイトルではフレームレートの表示機能やスクリーンショット機能が提供されたり、NVIDIA Shadow Playなど手軽に利用できる録画機能が登場していますが、起動しておくだけで様々な機能を利用できるFrapsは、ゲームの描画設定をとことん弄りたいときなどに重宝することでしょう。