NHKの「秋葉原年の瀬物語」、放映されましたね。
当店もチラッと出ていたのですが、来店されたことがない方はわからなかったかと思います。「OC仲間が集まるお店」と紹介されていたパートです。
大箸さん、なかなかよく写ってましたね。登場シーンなんか、かっこよかったです(爆)。KUBOKUBOさん、メメさまのコメントもしっかり活きていてよかったと思います。
はたして一般の方が「オーバークロック」という行為をどれだけ理解してもらえたのでしょうか? 番組内の紹介では大箸さんが「オーバー・クロッカー」という肩書きだったので、なんか特殊な人種のように思われてしまったような気もします。まあ特殊な人種には違いないのですが、肩書きは「PCマニア」とかのほうがよかった気も……。
番組全体としては人をクローズアップすることでディープな内容だったにもかかわらず、うまくまとまっていたのではないでしょうか。ヲタク、メイドも表面だけでなく扱っていたので悪くなかったです。最近は秋葉原の表面的な部分のみを伝えているメディアがホントに多く、嫌気がさしていたところでした。先日もどこか広告代理店のようなところが「秋葉原のWebを作るのでアンケートに協力してください」なんて来てましたけど、「企画書持って出直してこい!」と追い返したところです。
おそらく前から秋葉原に通っていたような人は、ここ最近の街の異変に気づいていることと思います。個人的には秋葉原の街に20年以上前から「来て」「見て」いますが、ここ数ヶ月の変わり様は異常だと感じています。今回のNHKはまあよかったと思いますが、多くのメディアであまり無作法に取り上げられると、違う地域(場)を求めて、ある種の人たちは移動し始めるでしょうね。
あの収録のあと、KUBOKUBOさん、メメさまとも話したのですが少なくともオーバークロッカーにとって「秋葉原」である必要はあまりないです。たぶん、それはゲーム、同人やメイドにおいても言えることだと思うのです。「ただ今は秋葉原にそれが集まっているから」に過ぎません。もしかしてそれが今後は違う「場」に移る可能性もあるのではないでしょうか。……なんてことをこの番組を見て考えてしまいました。