雑談

E3~自作PC的レポート~

50a13eed.jpg5月10日から12日までロスで行わた世界最大のゲームの祭典「E3」(Electronic Entertainment Expo 2006)を見てきました。ちょっと遅くなってしまいましたが、私的好奇心と自作PC的観点から見たE3レポをちょっとしてみたいと思います。


E3雰囲気E3が日本のゲームショウとなにが違うかというと、E3は圧倒的なパワーがあり、どのブースも力が入っています。メーカー、メディア、バイヤーといったいわゆる関係者しか入場できないのですが、来場者が非常に熱い! 「ゲーム好きの大人」が集まる「ゲームビジネス」ショウといった雰囲気が強く、日本のようにゲームファンとコスプレーヤーが集まるイベントとは、根本的に違っています。

BF2142コンシュマーゲームだけでなく、PCゲームも多く展示されています。FPSゲーム、MMOゲームが中心で、「撃ったり」「殴ったり」「斬ったり」するゲームはどこのブースでも見かけます。PCゲームは日本でももっと流行ってもいいと思うのですが、ゲームを好むジャンルは国民性の違いも大きいですね。日本でも人気のBATTLE FIELDの新作「BATTLE FIELD 2142」は、すでにプレアブルでした。ブースではハード面はフィーチャーされてませんでしたが、EAの人に聞いたところデモ機は、NVIDIAのGeForce7800系のVGAで動いていて、推奨VGAはBF2と同じとのことでした。

Fatal1ty自作系の話題といえばFatal1tyのブースがありました。マザー(ABIT)、サウンド(Creative)、クーラー(ZALMAN)、ケース(ZALMAN)、VGA(XFX)、入力ディバイス(Logitech)などそれぞれ違うメーカーとの提携ながら、Fatal1tyブランドが認知されてきているようです。そしてQuakeの対戦にFatal1th本人も登場。来場した一般の人と対戦をしたのですが、その強さは感動的でした! プロゲーマーのプレイを初めて目の当たりにしましたが、これほどまでにすごいとは……。さすが稼いでるだけのことはあります。

NVIDIAそれからNVIDIAもブースを出していました。EA、id Software、Eidosなどのソフトメーカーと組んで、ゲームをしっかりサポートしているといった感があり、ここがATIと違うところなんですね。NVIDIAのブースではEVGA、XFXといった日本ではどちらかといえばマイナーなメーカーのVGAが中心に使われていました。

PhsyX日本でも情報がでてきた物理演算チップPhysX搭載のカードもありました。ブースは、チップ開発元のAGEIA社が出しています。ASUS、BFGのPhysX搭載PCにてゲームをすることができました。AGEIA社のスタッフに聞いたところ、すでにもう販売開始ということで249ドルくらいという話でした。日本での価格付けはちょっと高めでしょうか? 数値的な効果を見たい方は、すでにVR-Zoneにレビューされてますので、そちらをどうぞ。
http://www.vr-zone.com/?i=3632

E3_girlsもちろんコンパニオンのお姉さんも盛りだくさんでしたが、基本的にHip HopのPVに出てくるようなお姉さんが多いので、あまり日本人の好みでないかも(笑)。その中でもなかなかキマっていたLogitechブースのお二人です。

GTHD最後に今回の話題の中心だったWiiとPS3のことを。詳細は専門誌に任せますが「今回は任天堂の巻き返しなるか?」が焦点かと思います。PS3のスペックは確かに高いのですが、値段が高すぎ(6万2790円)ですね。発表通りの価格で登場した場合、普及する価格帯とはいえません。ゲーム機としての面白さ、買いやすさ(2万円前後という噂)はWiiに軍配があがるでしょう。64、CUBEではSCEの後塵を拝していた任天堂が、ゲーム機の最大シェアを再び獲得する予感がします。WiiとPS3が目指すところは違ってますから、単に棲み分けがすすむだけとも言えますが……。というものの、実際のPS3のグラフィックスはめちゃキレイです。FF XIIIの戦闘シーンも、ムービーシーンと同画質! PCでこれを実現するにはそれなりのスペックに仕上げないとですね。コアなゲームファンにはPS3も高くないのかもしれません。

5月20日(土)にOVERCLOCK WORKSにご来店された方に、E3お土産グッズをプレゼント! PS3のストラップ、Logitechのキーホルダー、キャップ他いろいろ20名様分くらいあります。

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