Samsungの256MbitチップF-TCCDが生産終了の体制に入っているということです。F-TCCDはDDR500~600オーバーの高いクロック耐性と低レイテンシーを兼ね備えた特徴を持ち、人気のチップだったのですが、M2リリースを前にそろそろその役目を終える時がきたようです。
Samsung F-TCCD搭載のDDR566、DDR600のメモリが登場したのが、一昨年(2004年)の夏頃でした。当初はこの高クロックで動作できるCPU、マザーがなかったため(ASUS P4C800-E DeluxeとPentium4 2.4Cでなんとか動作?というレベル)あまり売れませんでしたが、Athlon64 Winchesterコアの登場時から注目されはじめ、現在ではとてもポピュラーなチップとなりました。
多くのメーカーからF-TCCD搭載メモリがリリースされていますので、すぐ市場からなくなってしまうことはないと思いますが、メーカーのストック具合で少ない製品から徐々に終息してくると思います。当店でも現在在庫分で終息するものも出てくると思いますので、ご了承ください。