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OVERCLOCK COMPETITION & PARTY 2009 Autumn写真などなど

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画像アップのほうが遅くなってしまい、申し訳ありません。
決して広い店内ではありませんが、OVERCLOCK COMPETITION & PARTY 2009 Autumnに皆様お集まりいただきありがとうございます。

今回、4台のOCチャレンジ機を用意しました。
CPUはCore i7 870、Core i7 860、Core i5 750を用意しましたが、いずれも4.5GHzを超える記録が飛び出しました! もちろんCPU-Zの画面を撮るだけの条件ですから、このクロックでの動作は難しいのですが、P55+Lynnfieldのクロック耐性はまずまずであることが言えるでしょう。

今回の大会のポイントはLynnfieldのTurbo Boost Technology機能でした。
大会のレギュレーションにはCoreの制限をあえてしませんでしたが、この新CPUはCoreの動作を1コア、2コア、ALLコアで設定でき、その設定によってTurbo Boost Technologyの上限倍率が異なるのです。その点に着目された方はしっかりクロックを伸ばすことができたかと思います。

また今回初めてP55でOCされた方は、MSIのDirectOCや、ASUSのTurboV Remoteを使いボタンだけでも簡単にOCできることを体験していただけたかと思います。

ただ簡単OC機能では最高クロックを出すことはできません。少しOCにハマると高クロックを記録するという面白さがわかってくると思います。


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当日はExtreme OCステージではEVGA X58 Classified 4Way SLIを使って、3DMark06にトライしていました。これはnforce200を2つ搭載し、4Way SLIを実現したモンスターマザーです。写真右に写っているのがEVGAのエンジニア、Peter氏で世界的に有名なオーバークロッカーであり、マザーボード開発者です。

彼が左手に持っているのが、EVbot。これでクロック、電圧をリアルタイムに変更することができます。これ一つで1台のマザー、3つのVGAをコントロールできます。

これをどうやって使うかというと、3DMARK06の各テストごとに設定を変えていくのです! 例えば、CPUの負荷かかる「CPU Test」では少しクロックを下げて、グラフィック主体のところはCPUクロックを上げるというようにして、1回ベンチが通るなかで一番スコアが出せるように設定を変更します。

はじめて聞く方は「え! そこまでするの!?」と思われるかもしれませんが、これがハイスコアを世界レベルで争う人がやっていることなのです。

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CPUは液体窒素で冷やします。ちょうどいい温度域があり、入れる量で温度を微調整します。マザーやメモリがわからなくなってしまっていますが、使われている機材は以下のとおりです。

CPU:INTEL Core i7 975EE
Motherboard:EVGA X58 Classified 4Way SLI(当店で10月発売予定?)
Memory:G.Skill DDR3-2000 PS 1GB×3
Graphic Card:Sapphire HD4890 Toxic ×4
PowerSupply:SilverStone STT-ST1500

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これがEVGA X58 Classified 4Way SLIです。PCI-Eレーンが7本あり、通常のATXマザーより左右、奥行ともに長くなっています。CPUの周りは結露対策でキッチンペーパーを貼って養生しています。

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EVGA EVbot。製品版はもちろんちゃんとカバーされます。普通の人はこんなものいらないと思うかも知れませんが、簡単OCツールとしても使えますので、OCを楽しみたい人にはいいツールだと思います。これも10月には発売予定です。

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今回、液体窒素を使ったExtreme OC StageはEVGAがスポンサードしています。オーバークロックで遊ぶのにはEVGAはおすすめです。
現在、X58、P55シリーズが発売中です。
EVGAのマザーボード一覧

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そしてもう一社、Extreme OC Stageに協力してくれたのがG.Skill。ここで使用したのはすべてG.Skillのメモリでした。現在、ハイパフォーマンスシリーズとしてはPerfect Stormシリーズが人気です。今回P55用としてOC大会、OC Stageで使用したのが
G.Skill DDR3-2133 PS 2GB×2
G.Skill DDR3-2200 PS 2GB×2
です。
G.Skillブランドは当店でも今年に入って人気急上昇中です。安定度も高く、ランナップも豊富なのでおすすめです。

OC大会でちょっと反省点としては、メモリクロック部門のエントリー者が少なかったことです。やはりCPUクロックに比べ、難しいという点が大きかったかと思います。この辺は次回の課題ですね。次に行うときはさらに面白い大会にできるようにしたいと思います。

またご協力いただいたオーバークロッカーの皆様、ありがとうございました。また懲りずにお願いいたします。

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