最近よくご注文いただくBTOパソコンの傾向をご紹介します。
●1番人気はIntel Core i7-5960Xのオーバークロックモデル
当店が販売しているBTOパソコンの中で、2016年3月現在、もっとも人気の高いモデルはIntel Core i7-5960X Extreme Editionを搭載したオーバークロックBTOパソコンです。
Hyper Threading テクノロジーに対応した8基のCPUコアを備えたIntel Core i7-5960X Extreme Edition(3.0GHz動作)は、LGA2011-v3プラットフォームのコンシューマ向け最上位製品として、もともと優れたマルチスレッド性能を持ったCPUですが、当店のBTOパソコンではこのCPUを4.0GHz、または4.2GHzにオーバークロックして搭載したモデルをご用意しております。
この大幅なオーバークロックにより、マルチスレッド性能のさらなる向上はもちろんのこと、通常では動作クロックの低さから下位モデルやLGA1151プラットフォームのIntel Core i7-6700Kに劣るシングルスレッド性能も大きく向上しています。
動画の編集やエンコード作業のようにマルチスレッド性能が重要な作業はもちろん、ゲームのようにシングルスレッド性能が求められる用途でも高いパフォーマンスを発揮します。
■関連リンク
・OCW-EXTREME for 2011v3 XA5960-E (4.2GHz OCモデル)
http://bto.ocworks.com/bto/extreme/2011v3xa5960e.html
・OCW-EXTREME for 2011v3 XA5960-S (4.0GHz OCモデル)
http://bto.ocworks.com/bto/extreme/2011v3xa5960s.html
●Intel製のNVMe対応SSDが人気
カスタマイズパーツで特に人気が高いのが、PCI Express接続のSSD「Intel SSD 750 シリーズ」です。シーケンシャル読出し2GB/sec以上、書込みも900MB/sec~1.2GB/secと非常に高速で、SSD向けの通信プロトコル「NVMe」に対応した新時代のSSDです。
現在、M.2向けのSSDでもNVMeに対応した製品はリリースされておりますが、拡張スロットに搭載するタイプのIntel SSD 750 シリーズは400GB~1.2TBという、M.2向けのSSDよりも大容量の製品がラインナップされており、OSや大容量のゲームをインストールするシステムストレージとしての利用のほか、動画編集用のソースフッテージとしての作業用としても人気の高いSSDです。
接続インターフェースにPCI Expressを用いる関係から、CPU内蔵のPCI Express 3.0 レーン数の多いLGA2011-v3プラットフォームとの相性が良い製品でもあり、当店で人気のIntel Core i7-5960X Extreme Edition搭載オーバークロックモデルと合わせてご注文いただくことの多い製品です。
なお、現在のところ当店がラインナップしているBTOパソコンのうち、Intel SSD 750 シリーズをカスタマイズパーツとしてお選びいただけるモデルは動画編集特化モデルの「OCW-EXTREME for XA VE」のみとなっておりますが、当店のBTOパソコンご相談・お見積りフォームよりご相談いただくことで、他のモデルへのIntel SSD 750 シリーズの搭載も可能です。ぜひお気軽にご相談ください。
■関連リンク
・BTOパソコン ご相談・お見積もりフォーム