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メモリクーラーを使って超ハイクロックメモリを冷やそう!

 CPUを冷却するCPUクーラーがあるように、メモリを冷却するためのメモリクーラーが存在します。

 現在のメモリクーラーは、メモリスロットやメモリモジュールを挟み込む形でマウントするフレームに小口径ファンを搭載したものが主流で、メモリモジュールにファンのエアフローを当てることで、メモリモジュールに実装されたメモリチップを冷却します。

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 メモリもCPUやGPUなど他の半導体パーツと同じく、チップ温度が高くなりすぎると正常な動作が困難になり、結果としてPCを不安定にしてしまいます。ただ、一般的にメモリの発熱はCPUやGPUなどに比べ小さく、標準的なスペックのメモリであれば別途メモリクーラーを用いなくても安定した動作が可能です。

 メモリクーラーが効果を発揮するのは、メモリに標準よりも高い電圧を掛けるオーバークロックメモリや、CPUソケット周辺にエアフローが発生しない水冷CPUクーラーを利用する場合です。このような条件では、メモリクーラーを利用することでメモリチップが安定しやすい温度を維持し、PCの安定性向上が図れます。

 また、最近のメモリクーラーは、冷却ファンへのLED搭載や、フレームのデザインに凝っており、PCパーツを彩るアクセサリーとしての役割も期待できます。

 ハイスペックなメモリを安定して動作させるため、あるいは見た目にこだわった自作PCのためのアクセサリーとして、メモリクーラーの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

メモリクーラー製品一覧 

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