夏になるとPCの動作が不安定になったり、起動がおかしかったり、調子が悪くなることがあります。
この原因は気温です。気温が上がったことで、PC内部の温度も上がり、冷却が不足した場合に起こりやすくなります。状況と対処法は
・冬に自作して初めての夏場をむかえた → 夏の気温に対応できないので、冷却の見直し
・製品劣化でファン関連の性能が落ちている → 長く使用しているCPUファン、ケースファンの見直し
・PCの置き場所を変えた → その場所に合った冷却の見直し
などが考えられますが、他のパーツが原因のこともあります。PCのパーツは動作温度範囲があるので、これを超えてしまうと動作が不安定になります。
室内はクーラーを使用しているとしても、夏前までは24℃くらいだった室内が27℃になれば実質3℃変わってきます。もっと差がある環境にPCを置いている場合もあると思います。CPUは高負荷になると100℃近くまで温度が上がることがあるため、数度の温度差で動作が不安定になることは十分考えられることです。特に高負荷で使う機会が多い方は、暑いときに調子が悪くなる可能性も高くなります。
この機会に冷却を見直してみてはいかがでしょうか？
