riska`s SuperPi - 1M score: 5sec 62ms with a Core i7 3770K
http://hwbot.org/submission/3162947_riska_superpi___1m_core_i7_3770k_5sec_62ms
競技用に使われるSuper PIは、海外の有志がタイムを千分の1秒単位で表示できるように改造したSuper PI Modと呼ばれるソフトウェアで、先に紹介した世界記録が登録されているHWBOTなどからダウンロードすることができます。
使い方は至って簡単で、メニューバーのCalculate(計算実行)をクリックし、表示されたウインドウで計算する円周率の桁数を選択して実行すると、計算が開始されます。
大変シンプルなベンチマークソフトであり、結果も計算にかかった時間を測定するというものです。しかし、この計算時間には、CPUの処理性能やメインメモリの帯域やレイテンシといったハードウェア的な性能はもちろんのこと、OSや他のアプリケーションの負荷がSuper PIの計算を遅らせないため、OSの軽量化を図るなど、トップクラスのタイムを記録するためには様々なテクニックが要求されるベンチマークテストでもあります。
本気で記録を狙いに行く場合、使用可能なOSなどについてレギュレーションを精査する必要がありますが、単にCPUのオーバークロック設定を弄りながら、Super PIのタイムを測定することで、そのチューニングがパフォーマンスアップに繋がっているか確認するだけでも、オーバークロックの楽しさを感じられるかもしれません。
CPUのパフォーマンスを図り続けてきた歴史あるベンチマークテストSuper PI。今お使いのPCがどの程度の時間で計算できるのか測定し、過去のCPUの記録や世界記録と比較してみるのも一興というものでしょう。
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