かつて、ランキングシステムを備えた総合ベンチマークソフトとして親しまれていたCrystalMark 2004が、Ryzen 7の登場に合わせ、32スレッド対応の「CrystalMark 2004R7」へとアップデートされました。
以前のバージョンであるCrystalMark 2004R3は、CPUのスレッド数への対応が4までとなっており、Ryzen 7やCore i7など最新のマルチコアCPUのパフォーマンスを反映しきれないものでしたが、今回のアップデートによってこれらのCPUの持つ性能がスコアに反映可能となりました。マルチスレッドへの対応が強化された以外は、従来のベンチマークテストの内容を踏襲しています。
最新のゲームや拡張命令セットを使うアプリケーションでのパフォーマンスを測るものではありませんが、シンプルに実行できる総合ベンチマークソフトであり、ランキングシステムに自分のPCのスコアを登録できるCrystalMark 2004R7は、自作したPCでベンチマークテストを実行し、その結果を他のユーザーと競う楽しみが、手軽に味わえる名ベンチマークソフトです。
CrystalMark 2004のランキングシステムを覗いてみると、Ryzen 7をはじめとする最新CPUを搭載する環境での実行結果も登録されています。ご自身の環境でもCrystalMark 2004R7を実行して、これらのスコアと競ってみてはいかがでしょうか。
Crystal Dew World
CrystalMark 2004 ベンチマークランキング