今回は、国内での発売が期待される第8世代Coreプロセッサー「Coffee Lake-S」について、その製品ラインナップと特長をご紹介いたします。
●6コアCPUがラインナップに加わるCoffee Lake-S
第8世代のデスクトップ向けCoreプロセッサーであるCoffee Lake-Sは、Intelのメインストリーム向けCPUとしては初めて6コアCPUがラインナップに加わりました。
最上位のCore i7は、6コア12スレッドCPUでありながらCPUクロックも高く設定されており、マルチスレッド性能とシングルスレッド性能を高いレベルで両立した製品となっています。高フレームレートでのゲームやVRなどで高いパフォーマンスを求める方にとって、有力な選択肢となるでしょう。
Core i5も6コア6スレッドCPUとなったことで、1世代前のKaby Lake-SベースのCore i7(4コア8スレッド)に匹敵するパフォーマンスを持つ製品となっており、Coffee Lake-S製品の中でもコストとパフォーマンスのバランスに優れた製品です。
ローコストPC向けのCore i3も、Kaby Lake-S世代の2コア4スレッドから4コア4スレッドに強化され、前世代のCore i5に匹敵するスペックを備えることになりました。動作クロックも高めであるため、ミドルレンジGPUと組み合わせたゲーミングPCの構築などにも適しています。
●前世代より1ランク上の性能を持つCoffee Lake-S
各ブランドでCPUコア数が増加したCoffee Lake-S世代のCPUでは、前世代のKaby Lake-Sからマルチスレッド性能が飛躍的に向上しています。CPUの価格自体は前世代の同グレード製品とほぼ同等であるため、コストパフォーマンスも大きく向上しています。
6コア12スレッドCPUとなり、ゲームでのパフォーマンスも期待できるCore i7-8700Kは、既にKaby Lake-SやSkylake-SのCore i7を使っている方にとっても、マザーボードを新調してでも乗り換えのメリットがある製品です。また、新規でPCを自作される方にとっては、前世代のCore i7に匹敵する実力を持つCore i5は有力な選択肢となるでしょう。
■Intel Core i7 8700K BOX
※11月2日11時~発売 ご予約受付中
※11月2日11時~発売 ご予約受付中