自作PCの知識

SiSoftware Sandra Titaniumでメモリのパフォーマンスを確認してみましょう

 SiSoftwareのSandra Titanium (2018)は、PCの詳細なハードウェア情報の取得や各種ベンチマークテストを実行できるソフトウェアです。有償版も用意されていますが、ライト版であれば無料で利用できます。

Sandra

 Sandra Titaniumにはメインメモリのアクセス性能を測定するベンチマークが用意されており、中でも「メモリ帯域」と「メモリのレイテンシ」では、メインメモリのパフォーマンスを手軽に測定できます。

▼メモリの帯域(Memory Bandwidth)
メインメモリの転送帯域を測定します。測定結果は主に「GB/sec」で、CPUとメモリ間でのデータ転送レートを示しています。

▼メモリのレイテンシ(Memory Latency)
メインメモリにアクセスした際のレイテンシを測定します。単位は「ns(ナノ秒)」で、メモリにデータを要求してからデータの転送が開始されるまでの時間を示しています。

 このベンチマーク結果は、メインメモリ自体の動作とCPU(内蔵メモリコントローラ)の性能に左右されます。オーバークロックメモリのチューニングを行う際に利用することで、適用したチューニングが実際の動作にどのように反映されているのかを知る手がかりとなるでしょう。

 ▼SiSoftware Sandra Titanium (2018) Released!
 https://www.sisoftware.co.uk/2018/04/27/sisoftware-sandra-titanium-2018-released/

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