8コアCPUの登場で注目を集める第9世代Coreプロセッサーと最新チップセットIntel Z390の組み合わせ向けに、メモリの選びのポイントを紹介いたします。
●発表済みの第9世代CoreプロセッサーはDDR4-2666をサポート
Intel Z390 チップセットと合わせて発表された第9世代Coreプロセッサーの3モデル(i9-9900K、i7-9700K、i5-9600K)は、いずれもDDR4-2666のデュアルチャネル動作に対応したメモリコントローラを備えています。
従って、定格動作の範囲内で最高のメモリ性能を求めるのであれば、DDR4-2666動作対応のメモリを2枚、あるいは4枚組セットで選ぶことになります。
現在、DDR4-2666動作に対応したメモリの価格は、下位規格であるDDR4-2400やDDR4-2133とほとんど変わらないレベルにまで下落しております。数百円~千円程度の価格差であれば、より性能の高いDDR4-2666メモリがおすすめです。
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●オーバークロックメモリ対応のIntel Z390 チップセット
Intel Z390 チップセットは、Intel Z370 チップセットと同じくメモリのオーバークロックに対応しています。このため、CPUのメモリコントローラがサポートする最大メモリクロックよりも高クロックなメモリを活用できます。
Intel Z390 チップセット搭載マザーボードの多くはDDR4-4000以上のメモリへの対応を謳っており、G.SkillなどのメモリメーカーからもDDR4-4000以上のオーバークロックメモリが発売されています。これらを組み合わせれば、XMPをロードするだけでメモリのオーバークロック設定が可能です。
- DDR4-2666 標準クロック 安定度&価格重視派向け →DDR4-2666カテゴリー
- DDR4-2933~3600 オーバークロック 実用重視派向け →DDR4-3600カテゴリー
- DDR4-3733~ オーバークロック アグレッシブ&こだわり派向け →DDR4-4000カテゴリー