V-ColorのPrismIIシリーズをベースとした、V-Color × OCMEMORYのハイクロックメモリが発売になりました。クロックはDDR4-3600とDDR4-4133の2種類です。
ちょっと写真では伝わりにくいのですが、ヒートスプレッダーの質感は上々です。上部のパステルカラーのバーもキレイです。実際光っているときはこのバーの色はあまり関係ありません。
当ブログでも何度か紹介しているSK hynixのDRAM、C dieの後継にあたるD dieを搭載したメモリです。すでにC dieを搭載した製品は多く出回っており、DDR4-3600前後のクロックはHynix C dieがカバー領域です。ですがDDR4-4000以上になってくるとなかなかC dieでは難しいクロックとなります。後継のD dieはクロック耐性が上がっていて、一部ではDDR4-5000前後の動作も報告されています。
INTEL、AMD両対応ですが、DDR4-4133モデルは一部のマザーボードでは、マザー側の耐性が足らずにスペック動作が難しい場合もありますので、ご注意ください。マザー側の耐性が足らない場合は、DDR4-4000など少しクロックを落としての利用をおすすめいたします。
次期オーバークロックDRAMである、Micron E dieとHynix D die。そのポテンシャルはいかなるものか楽しみです。