パーツの選び方 自作PCの知識

SO-DIMM規格とは?

 今回は、ノートPCや省スペースPCで利用される「SO-DIMM規格」について紹介いたします。

通常のDIMMをコンパクト化した「SO-DIMM」

 SO-DIMMとは「Small Outline DIMM」の略称で、自作PCでよく見かけるメインメモリモジュールである「DIMM」を小型化した規格です。一方、通常のディスクトップに使われるメモリモジュールはLong-DIMMと呼ばれます。DDR4メモリでは、Long-DIMMの長さが133mmほどであるのに対して、SO-DIMMは70mm弱となっています。
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▲SO-DIMMはLong-DIMMとの互換性はない

 SO-DIMMは小型化によって、ノートPCや省スペースPCのように搭載スペースが限られた筐体に組み込めるようになっていますが、物理的なサイズの異なるLong-DIMMとの互換性はありません。このため、同じDDR4-3200規格に準拠したメモリモジュールであっても、SO-DIMM規格に準拠したメモリをLong-DIMMスロットに搭載することはできません。

SO-DIMMとLong-DIMMの買い間違いにご用心

 先述の通り、SO-DIMMとLong-DIMMの間には互換性がないため、メモリの増設や新調を検討される際はお使いのPCのメモリモジュール規格を確認し、買い間違いのないようご注意ください。

 また、近年では薄型軽量化とメモリの高速化を実現するために、SO-DIMMからオンボード実装に切り替えるノートPCが増えつつあり、以前のように「ノートPCのメモリ交換=SO-DIMM」という図式が崩れつつあります。ノートPCをお使いの場合は、そもそもメモリの交換に対応しているのかという点から確認する必要があります。

 ノートPCでの採用が減る一方、Intel NUCやASRock DeskMiniといったデスクトップ向け省スペースPCでSO-DIMMが採用される例が目立ってきました。ノートPCやデスクトップPCという区分で判断せず、対応するメモリモジュール規格がSO-DIMMなのかLong-DIMMなのかを確認するようにしましょう。

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