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「AMD Software: Adrenalin Edition」について

 今回は、AMDが新たにリリースしたユーティリティソフト「AMD Software: Adrenalin Edition」について紹介いたします。
amd_software Adrenalin Edition

Radeon Softwareの後継となるGPUユーティリティ

 AMD Software: Adrenalin Editionは、AMD製GPUであるRadeonシリーズのユーティリティソフトです。従来の「Radeon Software Adrenaline」の後継ソフトとして、2022年3月に提供が開始されました。

 AMD Software Adrenalin EditionはGPUドライバとまとめて提供されており、最新のドライバを一般的な手順で導入すれば、自動的にAMD Software: Adrenalin Editionもインストールされます。

AMD Softwareの目玉機能「Radeon Super Resolution」

 AMD Software: Adrenalin Editionでは、新名称でのリリースに伴う目玉機能として「Radeon Super Resolution(RSR)」が実装されました。

 RSRは、AMDの超解像技術である「FidelityFX Super Resolution」をドライバレベルで実装したもので、RDNAアーキテクチャを採用したRadeon RX 5000シリーズ以降のGPUで実行中のゲームに適用できます。

 超解像技術であるRSRは、低解像度でレンダリングしたゲーム映像の見た目を改善することができるので、ディスプレイ解像度より低いレンダリング解像度を適用することによって、画質を保ちつつゲームのフレームレートを高めることができます。

 RSR以外にも、AMD Software: Adrenalin Editionでは機能やGUIのアップデートが行われているので、興味のある方はドライバ更新と合わせて導入してみてはいかがでしょう。

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