AMDは先日行われたCOMPUTEX TAIPEI 2024で、次世代デスクトップ向けCPU「Ryzen 9000 シリーズ」を今年7月に発売することを発表し、最初の製品となる4つのCPUの仕様を公開しました。今回はこのAMDの次世代CPUについて紹介します。
Zen 5世代となるRyzen 9000 シリーズ
AMDの次世代デスクトップ向けCPUであるRyzen 9000 シリーズでは、アーキテクチャが現行のZen 4からZen 5に刷新されたほか、製造プロセスについてもCPUダイ(CCD)がTSMC 5nmからTSMC 4nmに変更されました。CPUソケットについてはAM5を引き続き採用しており、BIOSを更新することで既存のAMD 600系チップセット搭載マザーボードで動作します。
Ryzen 9000 シリーズは2024年7月の発売予定であることが発表されており、最初の製品として以下の4モデルがラインナップされています。
最上位のRyzen 9 9950Xが16コア32スレッドCPUで、コア数のバリエーションと型番は既存のRyzen 7000 シリーズと対応しています。
Ryzen 9000 シリーズで採用される次世代アーキテクチャのZen 5について、AMDは同クロックで動作するZen 4世代のCPUに比べて16%程度性能が向上するとしており、CPU性能の向上がRyzen 9000 シリーズ最大の注目ポイントとなるでしょう。
まだ全容が明らかでないRyzen 9000 シリーズですが、発売予定の7月は目前に迫っています。PCの新調やアップグレードを検討されている方は、間もなく登場予定のRyzen 9000 シリーズの存在を検討材料に加えてみても良いでしょう。
●AMD Ryzen 9000シリーズ向けおすすめメモリ
OCMEMORY OCM7200CL34D-32GBH (DDR5-7200 CL34 16GB×2)
OCMEMORY OCM8000CL38D-32GBH (DDR5-8000 CL38 16GB×2)
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