メモリの速度を表すスペックにはクロックとレイテンシーがあります。メモリ購入の際、どのスペックを見ればいいかを解説いたします。
クロックは高いほど速く、レイテンシーは低いほど速いことを意味しています。
遅い | <---> | 速い | |
---|---|---|---|
クロック | 2133MHz | <---> | 3200MHz |
レイテンシー | 16-16-16-36 | <---> | 14-14-14-34 |
ということです。
クロックが高く、かつレイテンシーが低い製品が速いことになります。
一方、価格面からすると
速い=高価
となり、性能と価格のバランスをどうみるかはユーザーの考え方次第です。
クロックとレイテンシーのどちらを重視すべきかというと、通常にPCを使うのであれば、クロックを優先すべきです。クロックを上げれば、PCのパフォーマンスはアップします。
一方レイテンシーですが、速度は速くなりますが、クロックに比べれば効果は小さいと言えます。低レイテンシーモデルはベストなスピードのPCを構築したい場合や、ベンチマークで少しでもスコアを上げたい場合などの用途には向いています。またマザーボードやCPUの耐性によりメモリクロックがDDR4-2800までしか上げられないという場合などは、レイテンシーの低いモデルを選ぶという選択もありかと思います。
一般的にはメモリを購入される際、コストパフォーマンスを考慮されると思いますので、メモリクロックを重視したほうが良いでしょう。
具体的にはZ170プラットフォームで。DDR4-3200動作が可能なマザーボード、CPUを使用するならDDR4-3200のCL16モデルがパフォーマンスとコストを兼ね備えたモデルになると思います。DDR4-3200 CL14モデルはベストパフォーマンスを目指す方におすすめです。DDR4-3200より上のクロックもマザーボードが対応していれば選択肢として考えられますが、価格との兼ね合いになってきます。
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