高クロック動作のオーバークロックメモリは、動作電圧も標準的なメモリより大きいため、発熱が大きくなります。
こうしたメモリの発熱を効果的に処理できるのがメモリクーラーです。
メモリクーラーは、メモリスロットやメモリモジュール本体に取り付け、冷却ファンによる送風でメモリを冷却する製品です。最近のメモリクーラーの多くはLEDを搭載しており、見た目も楽しめるデザインを採用しています。
1.35V以上の電圧を必要とするオーバークロック仕様のDDR4メモリを満載していたり、4つのメモリスロットにすべてメモリを挿す場合、またCPUソケット周辺に空気の流れを作る冷却ファンが無い水冷CPUクーラーを使っている環境では、メモリに直接送風して冷やせるメモリクーラーが効果を発揮します。
メモリもCPUやGPUと同様、あまりに動作温度が高くなると安定した動作が得られるクロックの限界点が一時的に下がってしまうことがあります。
過昇温によって動作の安定性を損なうことを防ぐという冷却パーツとして。あるいは、ケース内のイルミネーションパーツの一つとして、メモリクーラーを使ってみてはいかがでしょう。
おすすめメモリクーラー
→G.Skill TurbulenceIIIメモリークーラーファン (FTB-3500C5-DR)
