本日は、ゲーマー待望のミドルレンジGPUが追加されたGeForce RTX 20 シリーズをご紹介します。
●DXR対応ミドルレンジGPU「GeForce RTX 2060」が新登場
GeForce RTX 20 シリーズは、Turingアーキテクチャを採用したNVIDIA最新のGPUシリーズです。
GeForce RTX 20 シリーズGPUは、リアルタイムレイトレーシング専用演算コアの「RTコア」や、深層学習向け演算コア「Tensorコア」を備えており、DirectX Raytracing(DXR)によるリアルタイムレイトレーシングやDLSS(Deep Learning Super Sampling)といった新技術に対応しています。
2019年1月には、シリーズ待望のミドルレンジGPU「GeForce RTX 2060」が登場。4万円台からリアルタイムレイトレーシングに対応した最新鋭GPUが購入になりました。
ミドルレンジのGeForce RTX 2060であっても、3D描画性能は前世代のハイエンドGPU「GeForce GTX 1070」と同等以上であり、本格的にPCゲームを楽しみたいユーザーにもおすすめできる性能を備えています。
フルHD~WQHDまでの画面解像度でゲームをプレイしたい方には、コストパフォーマンスに優れたGeForce RTX 2060/2070がおすすめです。より高解像度かつ高品質な描画でゲームをプレイしたいのであれば、GeForce RTX 2080/2080 Tiを検討するとよいでしょう。
なお、GeForce RTX 20 シリーズでマルチGPU技術のSLIに対応しているのは、GeForce RTX 2080以上のGPUに限られます。また、ビデオカード間を接続するSLIブリッジは従来とは互換性の無い「NVLink SLIブリッジ」に変更されているため、SLI構築時には別途これを購入する必要があります。
どのモデルも優れたゲーミング性能を備えたGeForce RTX 20 シリーズは、これからゲーミングPCを構築したい全てのゲーマーにおすすめできる新GPUです。予算と相談しながら、どのGeForce RTX 20 シリーズGPUが最適なのか検討してみると良いでしょう。