今回はゲーミングPCに求められるメモリ容量についてチェックしてみました。
ゲーミングPCの性能を左右する最重要パーツはグラフィックカードやCPUですが、近年のPCゲームはメモリ容量に対する要求スペックが増大しており、十分なメモリ容量が確保できていないとフレームレートの低下やスタッターが発生してしまう可能性があります。
現代のゲームがどれくらいのメモリ容量を要求するのか、いくつかのゲームの必要動作環境と推奨動作環境からメモリ容量の項目を抜粋してまとめてみました。
ゲームの動作に必須とされる「必要動作環境」は、最も少ないSEKIROでも4GBで、多くのゲームが8GB以上を要求しており、リアルタイムレイトレーシング(DXR)を利用する場合のバトルフィールド Vでは12GBに達します。
各ゲームの快適な動作が得られる目安となる推奨動作環境ではどのタイトルも8GB以上となっており、PUBGやバトルフィールド V(DXR)は16GBが推奨されています。また、4K解像度での推奨動作設定が公開されているアサシンクリードとSEKIROは、どちらも16GB以上となっています。
これら現代のゲームの推奨動作環境をみると、多くのゲームを快適に遊べるゲーミングPCを自作するのであれば、メインメモリは少なくとも16GBは積んでおきたいところです。昨年よりも大幅に安くなった最近のメモリ価格であれば、余裕をもって32GB詰んでおくのもおすすめです。