8月18日に発売されたフライトシミュレーター「Microsoft Flight Simulator」は、地球上の地形をまるごと再現することを試みたマップや、進化したグラフィックが注目を集めています。
そんな2020年版Microsoft Flight Simulatorで快適に空を飛ぶためには、PCにどの程度のスペックが必要なのかチェックしてみましょう。
Microsoft Flight Simulatorがオフィシャルに発表している最小スペック・推奨スペック・理想的なスペックが以下の通りです。
この3つのスペックのうち、最小スペックは最低限「動かせる」レベルであるため、快適に遊べるというレベルではありません。快適性を追求するなら理想的なスペック以上を目指すべきですが、ある程度快適に遊べるというレベルを目指すのであれば、推奨スペックと理想的なスペックの間で折り合いをつけることになります。
理想的なスペックに注目してみると、CPUは8コア16スレッドCPUが推奨されていますので、現行製品から選ぶなら、Core i7-10700KやRyzen 7 3700Xあたりで良さそうです。
一方、ビデオカードには8GB以上のVRAMを備えるハイエンドGPUとなっています。実際にプレイした方の情報を集めてみると、VRAM使用量が多いようですので、GPUのグレードを落とすとしても、VRAMに関しては8GB以上を確保できるGPUを選ぶべきでしょう。Radeon RX 5700、あるいはGeForce RTX 2060 Superが「VRAM=8GB以上」の最低ラインとなります。
メモリやストレージに関しては、CPUやGPUに比べれば価格も控えめですので、ここは素直に理想スペック以上の容量を備えたメモリとSSDを用意するのがおすすめです。