AMDが11月5日に発売を予定している次世代CPU「Ryzen 5000シリーズ」に向けて、CPUの冷却に用いるCPUクーラーを選ぶ際のポイントを紹介します。
●既存のSocket AM4対応CPUクーラーが利用可能
Ryzen 5000シリーズは、既存のCPUソケットであるSocket AM4を採用しておりますので、既に発売されているSocket AM4対応CPUクーラーの利用が可能です。
また、11月5日の発売が予定されているRyzen 5000シリーズ4モデルのうち、唯一のTDP 65WモデルであるRyzen 5 5600Xには、純正クーラーの「Wraith Stealth」が付属しますが、他のTDP 105Wモデル3製品は全て純正クーラーなしでの販売となります。従って、105Wモデルを購入する場合は別途CPUクーラーを用意する必要があります。
基本的に、TDP自体は第3世代Ryzenから変化していませんので、第3世代Ryzenの105Wモデルに対応しているCPUクーラーであれば、Ryzen 5000シリーズも冷却できるものと考えられます。
なお、AMDは「Ryzenシリーズのパフォーマンスを最大限に引き出せるCPUクーラー」のリストを公式サイトで公開しています。ここに掲載されている製品を選べば、少なくとも冷却性能に関しては間違いのない製品を選ぶことができるでしょう。
Ryzen デスクトップ・プロセッサーの水冷CPUクーラー
https://www.amd.com/ja/processors/ryzen-thermal-solutions
▲AMDの推奨リストに掲載されているCORSAIRの水冷クーラー