本日は、定番3Dベンチマークテストである「3DMark」と、その入手方法を紹介します。
ULが提供中の定番3Dベンチマークテスト
3DMarkは、アメリカ保険業者安全試験所(UL)が提供しているベンチマークテストです。かつてはフィンランド企業のFuturemarkからリリースされていましたが、現在は同社を買収したULからリリースされています。
その名の通り、3DMarkはPCの3D描画性能を計測する3Dベンチマークテストで、グラフィックスAPIやGPU負荷に応じて複数のテストが提供されています。リアルタイムレイトレーシングやDLSSなど新技術を用いるテストを積極的にリリースしているため、世界的にPC系メディアのレビューで利用される標準的なテストとなっています。
基本的には有料のベンチマークテストですが、一般の自作PCユーザーでも無料のトライアル版である「Basic Edition」や、現実的な価格で入手できる「Advanced Edition」が利用可能で、これらを用いることで自分の使用しているPCの性能を計測することができます。
Basic EditionとAdvanced Editionは「Steam」で入手可能
無料で一部のテストを試せるBasic Editionは、現在ゲームプラットフォームであるSteamで配信されています。Steamの3DMarkページで「デモをダウンロード」を選択すれば、Basic Editionを入手できます。
▼3DMark(Steam)
https://store.steampowered.com/app/223850/3DMark/
Steamでは、Advanced Editionの販売も行われているので、より多くのテストを試したい方はそちらを購入することができます。
なお、3DMark Advanced Editionの販売価格は3,000円程度なのですが、Steamのセール時には8割程度の大幅値引きで販売されます。セール時には、PCMarkやVRMarkといった他のUL製ベンチマークとのセット販売も低価格で入手できますので、次のセールの際には購入を検討されてみてはいかがでしょう。