INTEL、AMD共に次期プラットフォームからDDR5が採用されます。メモリ各社からDDR5が発表されそのスペックが少しみえてきましたので紹介いたします。
次期INTELプラットフォームでのDDR5の標準となるスペックは
クロック:DDR5-4800
タイミング:40-40-40
電圧:1.1V
となります。
発売当初、容量は8GB、16GB、32GBのラインナップとなりそうです。DDR5ではさらに上の容量も予定されていますが、これはまだ先になるでしょう。
▲G.Skill Ripjaws S5シリーズ
オーバークロックメモリのクロックとしては
DDR5-5200
DDR5-5600
DDR5-6000
DDR5-6400
DDR5-6600
DDR5-7000
DDR5-7200
DDR5-7400
DDR5-8400
などが各社のスペックから見受けられますが、おそらく上位クロックはテスト段階のものの発表なので、すぐ商品化されることはないでしょう。またDRAMはSamsung、Micronの使用が公表されている製品が発表されています。今後、Sk hynixを使ったモデルも登場してくると思われます。
タイミングは標準で40-40-40、低レイテンシーモデルはまずは36-36-36が出てきそうです。CL14~20のDDR4よりかなりルーズなタイミングといえます。INTEL Z690マザーはDDR4対応のモデルも登場予定ですが、DDR4でメモリクロックがどこまで対応できるかはまだはっきりとした情報がありません。
G.SkillはRGB付きのTrident Z5、ノーマルヒートスプレッダーのRipjaws S5をラインナップしています。まずはRipjaws S5からの発売となる予定です。
価格帯はスペックやグレードにもよりますが、DDR5-4800~5200のモデルは8GB×2で16,000~20,000円、16GB×2で32,000~40,000円、32GB×2で60,000~70,000円ほどの予想です。DDR4-3200と比較すると、1.6倍~2倍程度の価格と考えられます。現在メモリの価格が下がっているため、DDR5がものすごく高いという印象は受けません。どうやら発売直後は数が限られそうですので、価格より入手性のほうが問題となりそうです。販売情報は確定しましたら案内いたしますので、お待ちください(現時点では予約などは受け付けておりません)。
※発売前の情報のため、実際の製品は異なるスペックになる場合もあります。