PROLIMA TECHブランドの新型CPUクーラー「GENESIS (ジェネシス)」が入荷しました。この製品は、トップフロー型CPUクーラーとサイドフロー型CPUクーラーの特徴を併せ持ったユニークな形状をしており、CPUと同時にメモリやチップセットの冷却も可能というマルチフローCPUクーラーです。
対応ソケットはINTELのLGA 775/1366/1156/1155と、AMDのSocket AM2/AM2+/AM3です。ファンは別売りで、25mm厚の140mm/120mm角ファンをサポートしています。
● メモリとの干渉をチェック
当店で人気のCPUクーラーMegahalems Rev.Bと同じメーカー製品ということで、性能に期待が持てる製品ですが、形状的にメモリとの干渉が気になります。そこで、当店で取り扱い中のG.Skill Ripjaws X シリーズとG.Skill SNIPER シリーズ、それに大型PCBに大型ヒートシンクを備えたCorsair DOMINATOR GTを取り付けて、GENESISとの干渉をチェックしてみました。
▲ G.Skill Ripjaws X シリーズ (左) G.Skill SNIPER シリーズ(右)
どうやらRipjaws XシリーズやSNIPERシリーズくらいの大きさであれば干渉の心配はなさそうです。一方で、DOMINATOR GTシリーズほどの大型メモリはかなり際どいようです。今回はぎりぎり干渉していませんが、プラットフォームによっては干渉してしまうかもしれません。
Corsair DOMINATOR GTの高さは約53mmなので、これより背の低いメモリをお使いであればGENESISのマルチフローを利用できそうです。夏に向けてCPUとメモリの熱対策にぜひご検討ください。