Team Groupのヘッドクォーターへ行ってきました。同社は台北市郊外の中和エリアにあります。台北市中心部からタクシーで20分くらいのところです。このエリアにはMSIなど多くのPC関連企業のヘッドクォーターが集中しているようです。
Team Groupは日本ではあまり知られていないメモリメーカーですが、今年のComputex Taipeiをきっかけに当店で扱いを開始しました。当店はTeamのオーバークロック製品であるXtreemシリーズの日本で唯一の販売店です。Teamは今年8月よりオーバークロックラインを本格投入し売れ行きも好調です。メモリプロダクトとしては主にバリューラインメモリ、USBフラッシュドライブ、メモリカードなどを生産しています。毎年15%以上の成長を続けている企業で、2005年の総売上は3億USドルに達するだろうということでした。
今回、セールス部門ディレクターのGerry Chen氏、R&D部門シニアエンジニアのDouglas Zhao氏、アカウントマネージャーのKarin Linさんとお会いすることができました。
この訪問時に、DDR1の新しいプロダクトであるMicronチップ搭載のDDR500オーバーメモリを見せてもらうことができました。DDR550～DDR600レベルのスペックがあるようですが、まだリリースの詳細は決まっていないということです。
チップは512MbitのMicron MT46V64M8-5B D、基板は今までどおりB6U808が使用されていました。現在耐性があるチップはかなりレアものらしく、まだ潤沢に生産できる段階ではないそうですが、発売予定となっています。近日当店でテスト販売いたします。詳細は決まり次第アップします。今後のXtreemプロダクトにも期待が持てそうです。
また現状のメーカーホームページにはXtreemシリーズに関しての製品情報が掲載されていません。そのことを伺ったところ、近日HPがリニューアルされるということで、その際にXtreemの製品情報もアップされるということでした。ニューHPにはサポート用のフォーラム（英語ですが）も用意されるようです。
