パーツの選び方

パーツの選び方 【オーバークロックメモリ編】その2

■P55用メモリの違いについて■

P55用メモリが登場してきました。
G.SkillのP55対応メモリ一覧はこちら↓

http://www.ocworks.com/products_search.php?categories_id=0&search_word=memory090825

INTEL X58ではトリプルチャンネルでしたが、P55ではデュアルチャンネルになります。

「P55対応」ってどういうこと?
デュアルチャンネルメモリは前からあるよね?

という疑問もあるかと思います。


新しいP55プラットフォームでは、CPUにメモリコントローラーが内蔵されていて、チップセットがワンチップ化されています。

となるとX58用メモリと同様、メモリ電圧をあまり入れることができないという問題が出てきます。今までのデュアルチャンネルのオーバークロックメモリは1.7V~1.9Vくらいの電圧スペックが普通でした。これはP55ではちょっと高すぎるかもしれません。

そこで各メーカーはP55用に電圧スペックの低いメモリをリリースしはじめました。X58対応のメモリ同様、だいたいのメーカーが1.65Vスペックを謳っています。

さて今までのハイクロックメモリがP55で使えないかといえば、そんなことはなく相性問題がない限りは使えると思います。A-DATA DDR3-1600+ 2GB×2で試してみましたが問題なく動作しました。ただP55ではあまり高い電圧での運用はおすすめできませんので、ご注意ください。

新たにCPU、マザー、メモリを新調される方はやはりP55用として発売されるメモリを選ばれたほうがいいかと思います。

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