先週、台湾にて見つけたASUS P8P67について紹介します。台湾市場でのP67販売情報はこちら
→INTEL P67マザーボード ASUS P8P67 at Taiwan
※あくまでも台湾版製品での情報です。国内に流通する予定の製品とは異なることもありますので、ご注意ください。
パッケージには
・マニュアル(中国語・繁体版)
・ドライバDVD
・SATA 6.0Gb/sケーブル 2本
・SATA 3.0Gb/sケーブル 2本
・USB/eSATAポート
・ASUS Q-Connector
・バックプレート
・DIGI+VRM BT GO! User Guide(英語版)
が入っています。
パッケージには、前の世代のマザーボードより、USB3、SATA3に対応したことが前面に押し出されている印象を受けます。
では、CPUソケット周りからチェックしてみましょう。
▲ 青いヒートシンクが搭載されている電源回路は12+2フェーズとなっています。P8P67の電源回路はDIGI+ VRMと呼ばれるデジタルVRMが採用されており、これを電力管理コントローラのEPUによって1フェーズ刻みで制御可能と言われています。
▲ CPUソケットはLGA 1156に非常によく似た形状をしており、CPUクーラー取り付け用の穴位置もLGA 1156と同じ位置にあります。ためしに当店で人気のCPUクーラーPROLIMA TECH Megahalems Rev.Bのリテンションを取り付けてみたところ、LGA 1156用の穴位置で取り付けることができました。
▲ メモリスロットは4スロットで、スロットは片ラッチ仕様となっています。DDR3-2133(O.C.)対応と謳われており、ハイクロックメモリの動作も期待できそうです。
▲ ストレージ用のSerial ATAは8ポート用意されており、水色のポートがSATA 3Gbps、グレーと青色のポートがSATA 6Gbpsに対応しています。マニュアルによれば、青色のSATA 6Gbpsは Marvell 9120 で提供されているポートのようです。
▲ USB 3.0用のコントローラには NEC JAPANの D720200 が2チップ搭載されています。これは、背面のI/Oパネルの2ポート用と、内蔵USB 3.0ピンヘッダ用にそれぞれ搭載されているものです。
▲ 電力管理コントローラのEPUとオーバークロックコントローラのTPUの機能をON/OFFできるDIPスイッチを搭載。
▲ 背面のI/Oパネルには、P/S2ポート・USB 3.0ポート ×2・USB 2.0ポート ×6・IEEE 1394ポート ×1・Bluetoothコントローラ ×1・オーディオポートが備えられています。目新しいのはBluetooth 2.1 + EDR対応のBluetoothコントローラが搭載されている点ですね。このBluetoothコントローラは、Bluetooth対応スマートフォンとPCを連動させるBT GO!という機能で利用されるもののようです。
もし興味がある方は、店頭で言っていただければマザーをお見せできます。CPUについては情報解禁前ですので、動作検証などは改めてお届けできればと思います。
オーバークロックに関しては、BCLKの伸び、メモリ対比の設定など気になる部分はあります。クロックパフォーマンスでX58を大きく上回ることができるなら、面白いプラットフォームになるような気がします。