メモリの価格がどんどん安くなっています。
昨年の夏と比べた変動をまとめてみたいと思います。
DDR3/DDR4 | 型番 | 2015.9.1 | 2016.2.27 | 変動価格 | 変動率 |
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●DDR3 | |||||
DDR3-1600 | F3-12800CL10D-16GBXL | 13,300 | 10,200 | 3,100 | ▼23% |
DDR3-2133 | F3-2133C10D-16GAB | 13,800 | 10,900 | 2,900 | ▼21% |
DDR3-2400 | F3-2400C11D-16GAB | 14,300 | 11,000 | 3,300 | ▼23% |
●DDR4 | |||||
DDR4-2133 | F4-2133C15D-16GVR | 16,800 | 10,100 | 6,700 | ▼40% |
DDR4-2400 | F4-2400C15Q-32GRR | 34,100 | 20,700 | 13,400 | ▼39% |
DDR4-2400 | F4-2400C15D-16GVR | 16,900 | 10,200 | 6,700 | ▼40% |
DDR4-3200 | F4-3200C16D-16GVK | 23,500 | 14,500 | 9,000 | ▼38% |
2015年9月1日の価格と比較して現在、DDR3で約20%、DDR4で約40%価格がダウンしています。昨年の夏ごろはSkylakeが発売された直後で、まだDDR4が高値でしたが、この半年でかなり価格が落ち着きました。
また2400MHzの製品ではDDR3-2400>DDR4-2400と、DDR3のほうが高くなり、価格が逆転しました。
DDR4はタイミングが緩いので、スピード換算では同じ2400MHzどおしを比べるのは、正しくないかもしれません。タイミングを考慮すると、現在はDDR3=DDR4のイーブンくらいかと思います。
DDR3の2666MHz以上の高クロック品はだんだん数が少なくなってきました。だんだん希少価値が出てくるので、高クロック品においてはDDR3>DDR4という価格になっています。
DDR4の価格が値ごろとなってきたので、新規にPCを組むならDDR4ベースのプラットフォームのPC構成になると思います。DDR4では容量16GBメモリもあり、クロック幅も豊富ですし、メモリ搭載のバリエーションが広くなります。