本日は、個人で動画制作を楽しまれている方や、これから動画制作にチャレンジしたいとお考えの方におすすめのBTOパソコンとして、当店のAMD Ryzen 搭載モデルと、そのカスタマイズプランをご紹介します。
●動画のレンダリング・エンコードに強いCPU「AMD Ryzen」
AMDの最新CPUである「Ryzen」は、価格に対してCPUコアの数が多いことを特徴とするCPUです。これにより、競合となるIntelの同価格帯製品を大きく上回る「マルチスレッド性能」を持っており、動画のレンダリングやエンコードといった、CPUコア数が所要時間に大きく影響する処理において、大変優れたパフォーマンスを発揮します。
現在、Ryzen シリーズ製品は、8コア16スレッドCPUである「Ryzen 7」と、6コア12スレッドCPUと4コア8スレッドCPUがラインナップされた「Ryzen 5」が発売されています。
上位のRyzen 7は、より高価なIntelのハイエンドプラットフォームLGA2011-v3のCPUと互角以上のマルチスレッド性能を持っており、特にH.264形式の動画変換では、販売価格が10万円を大きく超える「Intel Core i7-6900K」をも上回ります。
最上級モデルのピーク性能や、シングルスレッド性能ではIntel製CPUに分がありますが、Ryzenシリーズのマルチスレッド性能があれば、優れたマルチスレッド性能をより安い価格でご提供可能です。これが、個人で動画制作をされている方にRyzen搭載モデルをお勧めする理由です。
●カスタマイズのポイント
現在、当店ではAMD Ryzenを搭載したスタンダード仕様のBTOパソコンを販売中です。
最大で64GBのメモリを搭載でき、グラフィックカードやストレージ構成も多くのカスタマイズプランからお選びいただける製品ではありますが、動画制作をお考えのお客様には、以下のポイントでのカスタマイズをお勧め致します。
▼カスタマイズのポイント
・メモリの増量(16GB以上)
・データ用ストレージの追加
標準仕様では8GBのメモリを搭載しておりますが、動画制作においては、動画編集ソフトを立ち上げた状態で他のアプリケーションを使う機会も多くなるため、メモリについては最低でも16GB以上搭載されることをおすすめします。
また、制作される動画によって異なるものの、素材に静止画だけでなく動画も使う場合、素材の容量は膨大なものになっていきます。また、制作した動画を保管するストレージも必要となります。動画制作をするごとに肥大化する素材データの保管庫として、データ保管用のストレージの追加は必要不可欠です。
データ用ストレージとしておすすめなのは3TB程度の容量を持つHDDです。もし、予算に余裕があるのであれば、動画編集時に一時的に素材を置く「ソースフッテージ」として、SSDを追加するのもお勧めです。
SSDをソースフッテージにすると、編集ソフトが素材データを参照した時のレスポンスが改善され、より快適な編集作業が行えます。編集が終わって使わなくなった素材はデータ保管用のHDDに移すという使い方をすれば、比較的少ない容量のSSDでも編集作業を快適にできます。
■関連リンク
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