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T-Force DARK ROGのテストで隠し設定を発見!

T-Force DARK ROG DDR4-3000をテストしてみました。
テストはROGシリーズのASUS STRIX Z270F Gamingを使用しています。
rog06
【テスト環境】
マザーボード:ASUS STRIX Z270F GAMING
CPU:INTEL Core i7-7700K
メモリ:Team T-Force Dark ROG TDRRD416G3000HC16CDC01 (DDR4-3000 CL16 8GB×2)

BIOSでメモリをXMPに設定しようとしたところ見慣れない項目を発見しました!
Ai Overclock Tunerの「XMP」の下に「ROG Certified」の文字があります。この項目は他のメモリでは表示されませんので、T-Force DARK ROG独自のものです。
bios_tuner_rog
通常の設定は「XMP」を選んでください。選択するとスペックであるDDR4-3000 CL16-18-18-38が設定されます。まずはXMP設定で起動してみました。
xmp_3000_02
DDR4-3000 CL16-18-18-38で起動していることがわかります。CinebenchR15を走らせて軽い動作テストして問題ないことを確認しました。

次に「ROG Certified」を選択してみました。すると、なんとDDR4-3200が設定されます。
どうやらDDR4-3000はメモリメーカーのスペックでXMP設定、DDR4-3200はROG専用設定ということのようです。ROGマザーとの組み合わせで1段上のスペシャルプロファイルが用意されているということです。

このプロファイルは選択してもメモリ電圧は「AUTO」のままです。XMPの場合は、メモリ電圧値がBIOS上で変更になっているのがわかるのですが、「ROG Certified」設定ではわからないようになっています。起動すると1.35Vほどが設定されていること確認できます。

早速、この「ROG Certified」設定で動作させてみました。DDR4-3200 CL16-18-18-38で起動しています。以下がスクリーンショットです。
rog_set_3200_prime02
Prime95の負荷テストも1時間ほど走らせてみましたが、問題ありませんでした。

T-Force DARK ROG DDR4-3000はデザインだけでなく、性能もROGスペシャルなメモリとなっています。
なお、一発設定はできませんが、他のマザーでもスペックより高いクロックでは使えそうですね。その場合は手動で設定をしてみてください。

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