発売以来、高いコストパフォーマンスで人気を集めているAMD Ryzenは、CPU内部バスであるInfinity Fabricがメモリクロックと同期していることもあり、高クロックメモリの利用による性能面のメリットが大きいCPUとなっています。
また、先日発売されたRaven RidgeことRyzen G シリーズは、内蔵GPUがメインメモリをVRAMとして利用するため、やはりメモリクロックが性能に大きく影響します。
また、先日発売されたRaven RidgeことRyzen G シリーズは、内蔵GPUがメインメモリをVRAMとして利用するため、やはりメモリクロックが性能に大きく影響します。
こうした事情からなるべく高クロックのメモリと組み合わせたいRyzenですが、現在販売されているオーバークロックメモリの多くはIntel環境向けにデザインされているため、Ryzenとの組み合わせではスペック通りに動作しない製品が少なくありません。
特に、DDR4-2666以上のメモリでは、組み合わせによる動作不良が起きやすいため注意が必要で、これ以上のメモリクロックではRyzenでの動作確認済みメモリを選ぶことを強くお勧めします。
当店で取り扱いのある製品の中では、G.Skillの「Flare X シリーズ」や「FORTIS シリーズ」はRyzen向けに設計されたメモリです。また、RGB LEDを搭載した「Trident Z RGB シリーズ」の一部製品もRyzenに対応しています。各メモリの対応マザーボードについては、製品ページからQVLをご確認ください。
(※2018年10月26日追記)1.2V仕様のRyzen 第2世代にぴったりのメモリが発売となりました。
ついに発売、DDR4-2933 1.2Vメモリ! AMDも設定なしで一発起動
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