先月のCOMPUTEX TAIPEI 2018開催期間中に、AMDより「第2世代Ryzen Threadripper」が2018年の第3四半期に登場予定であることが発表されました。
第2世代Ryzen Threadripperでは、第2世代Ryzenと同じ「ZEN+アーキテクチャ」と「12nmプロセス」を採用し、既存のハイエンドプラットフォームであるSocket TR4との互換性を維持しつつ、32コア64スレッドを持つCPUが投入されます。これは現在のRyzen Threadripper最上位モデルである1950X (16コア)の2倍です。
先述の通り、Socket TR4を引き続き採用予定で、チップセットも既存のAMD X399が続投となる予定です。対応版BIOSが提供されれば、既存のAMD X399搭載マザーボードで第2世代Ryzen Threadripperを利用できるようになることが期待されます。
現時点で、32コア64スレッドCPUの動作クロックやTDPは公開されていませんが、CPUパワーを必要とするCGレンダリングや動画制作をはじめ、ワークステーション的な用途で力を発揮する製品となるでしょう。
