パーツの選び方 自作PCの知識

Intel Z390向け電源ユニット選びのポイント

 第9世代Coreプロセッサーと共に発表されたIntel Z390 チップセットは、既に搭載マザーボードが多数発売されています。これらIntel Z390 チップセット搭載マザーボードと組み合わせる電源ユニットを選ぶ際、注目しておきたいポイントをご紹介いたします。

●オーバークロック向け製品のCPU用給電コネクタは2系統に
 Intel Z390 チップセットはCPUのオーバークロックをサポートしており、現在までに発表済みの第9世代Coreプロセッサーは、いずれもCPU倍率がアンロックの「Kモデル」となっています。

 このため、Intel Z390 チップセットを搭載したマザーボードの上位モデルは、電源回路や冷却用ヒートシンクに豪華なものを採用しているのですが、Z390世代共通の特徴的とも言えるのが、CPU用給電コネクタを2系統にしている点です。
PSU_Conector

▲モジュールタイプ電源の例 (SeasonicのWebサイトより)

 通常、メインストリームクラスであるLGA1151ソケットを採用したマザーボードでは、CPU用の給電コネクタとして「EPS12Vコネクタ(8ピン)」を1系統のみ採用しているのですが、Z390世代の上位マザーボードの多くは、EPS12Vに加え、4ピンの「ATX12V」や、もう1系統の「EPS12V」を追加しています。

 CPUの給電コネクタを2系統にする理由は、電流を分散させることで電線1本に流れる電流量を減らすことにあります。これにより、ケーブルの発熱や電圧降下を抑制し、オーバークロック時にも安定した電力をマザーボードの電源回路に供給できます。

 2系統の電源コネクタを備えているマザーボードであっても、1系統に接続していれば動作させられる製品が大半ですが、8コアCPUのオーバークロックをお考えの方には、電源ユニットも標準で2系統のCPU用電力供給コネクタを備えたものがおすすめです。

-パーツの選び方, 自作PCの知識