G.Skillの新しいシリーズ、TridentZ Royal Eliteを紹介します。
Trident Z Royalをさら進化させ、ヒートスプレッダーの美しさを極限まで引き出した製品です。
ヒートスプレッダには76箇所のファセット(角度の違う多数の切子面)により、より輝きが増すシェイプとなっています。宝石のカットのようなデザインが特徴で、今までになかったPCを演出してくれます。
この写真でヒートスプレッダー表面がいろんな角度になっていて映り込むものが異なる色合いになっていることがわかるかと思います。TridentZ Royalがフラットな鏡面だったのに対して、TridentZ Royal Eliteは複雑な多面構成となっています(※写真はヒートスプレッダー表面に付いている保護フィルムは外していない状態です)。
LED発光部のクリスタルラインライトバーはRoyalを継承したものとなっています。他のLED製品同様、各マザーボードメーカーのライディングソフトにも対応しています。
DDR4-3600~DDR4-5333までの幅広いラインナップ
TridentZ Royal Eliteは現在38製品が発売されています。型番の見分け方としては容量を表す「G」とあとの、「TE」が「TridentZ Royal Elite」、そのあとの「S」はSilver、「G」はGoldを意味しています。
G.Skill製品においては最上位となるシリーズなので、基本的にはハイエンド製品のラインナップとなっています。
それではどの製品を選ぶといいか、クロック別に見てみましょう。
<DDR4-3600>
定番クロックとなりつつDDR4-3600。容量の組み合わせも多く、幅広いプラットフォームに対応しているため、導入しやすいクロックとなっています。
主にINTEL Z390/Z490/Z590/B560/H570、AMD X570/B550などに対応しています。8枚セットモデルはINTEL X299、AMD TRX40に対応となります。各マザーボードの対応についてはメーカーページのQVLで確認してからのご購入をおすすめします。
CL16 モデルが基本ですが、よりパフォーマンスを求める方のためCL14モデルも用意されています。
●16GB(8GB×2)
●32GB(8GB×4)
●64GB(8GB×8)
●128GB(16GB×8)
<DDR4-4000>
Intel Z590、AMD X570などの最新チップセットでパフォーマンスを求める方におすすめのクロックです。容量によっても対応チップセットが異なるため、メーカーページのQVLで対応を確認してからのご購入をおすすめします。
●32GB(16GB×2)
●64GB(32GB×2)
<DDR4-4266>
Intel Z590チップセット対応のクロックになります。AMDチップセットは現在のところQVLに掲載されていないため、メーカーのテスト待ちになります。
●32GB(16GB×2)
●64GB(16GB×4)
●64GB(32GB×2)
<DDR4-4800>
DDR4-4800もINTEL Z590対応となります。動くとは思いますが、AMDでの対応はメーカー検証待ちとなります。電圧は1.5Vとなりますので、常用で使うPCに組み込むならメモリの冷却も考えたほうがいいかと思います。
<DDR4-5066>
DDR4-5000を超えると対応するマザーボードがかなり限られてきます。電圧は1.6Vとなりますので、常用PCには向いていません。実験的にピン
ポイントで使って、常用はもう少し電圧を落として使えるレンジを探ったほうがいいでしょう。チューニングして使いこなせる、メモリの知識がある方限定の製品です。
ポイントで使って、常用はもう少し電圧を落として使えるレンジを探ったほうがいいでしょう。チューニングして使いこなせる、メモリの知識がある方限定の製品です。
●16GB(8GB×2)
F4-5066C20D-16GTES
F4-5066C20D-16GTEG
F4-5066C20D-16GTES
F4-5066C20D-16GTEG
<DDR4-5333>
現在G.Skillのラインナップの最高クロックです。DDR4-5066同様、利用者限定アイテムといえます。
●16GB(8GB×2)
F4-5333C22D-16GTES
F4-5333C22D-16GTEG
TridentZ Royal Eliteのおすすめモデルはこれ!
どれを選んでいいかわからないという方は以下を参考にしてみてください。
「Royal Elite、かっこいいのでとりあえずほしい!」
DDR4-3600のCL16モデルがおすすめです。4枚挿しでも比較的対応プラットフォームが多いので、見た目重視の方にもおすすめです。
「最新プラットフォームで使うパフォーマンス重視」
最新プラットフォームならDDR4-4000オーバーのクロックも視野に入ってきます。少しでも上のパフォーマンスを求めるならCL14モデルもラインナップしています。
「エッジなスペックを見たい、メモリ知識あり」
自分でチューニングしてDDR4-5000オーバーの世界で遊びたい、そんな方は迷わず上位機種を!
F4-5066C20D-16GTES
F4-5066C20D-16GTEG
F4-5333C22D-16GTES
F4-5333C22D-16GTEG