NVIDIAから、新型GPUシリーズ「GeForce RTX 40 SUPER」が登場しました。今回は、同シリーズ製品として発売された3モデルのGPUについて紹介します。
3モデルが発売されたGeForce RTX 40 SUPERシリーズ
NVIDIAから2024年1月に発売された新型GPU「GeForce RTX 40 SUPER」シリーズは、最上位の「GeForce RTX 4080 SUPER」以下、「GeForce RTX 4070 Ti SUPER」、「GeForce RTX 4070 SUPER」の3モデルです。
いずれも既存のGeForce RTX 40シリーズと同じAda Lovelaceアーキテクチャを採用したGPUで、GPUの演算コア数やVRAMなどの仕様を一部変更したマイナーチェンジモデルです。
注目は16GBのVRAMを備えるGeForce RTX 4070 Ti SUPER
新発売の3モデルをそれぞれ簡単に紹介すると、GPUコアの強化でGeForce RTX 4070 Ti寄りの性能を実現した「GeForce RTX 4070 SUPER」、VRAMを16GBに増強してメモリ帯域幅も広がった「GeForce RTX 4070 Ti SUPER」、GeForce RTX 4080と同価格帯でスペックを僅かに増強した「GeForce RTX 4080 SUPER」と言ったところです。
特に注目のGPUは、15万円弱の価格で16GBのVRAM容量を実現したGeForce RTX 4070 Ti SUPERです。AI処理やクリエイティブ系のアプリケーションで高いパフォーマンスを発揮するAda Lovelaceアーキテクチャの高性能GPUと16GBのVRAMが組み合わさることで、ゲームからAI/クリエイティブまでこなせる製品となっています。
GeForce RTX 40 SUPERシリーズはあくまでマイナーチェンジモデルで、新機軸の投入はされておりません。既存のGeForce RTX 40シリーズGPUを含め、価格や性能を比較しながら検討されると良いでしょう。
