OCZから新メモリの登場です。「Voltage eXtreme」と名付けられたシリーズ。3.2Vかけるとレイテンシーが縮まるということをなんと「公式」に発表しているメモリなのです！ 通常ならタブーといえる領域でのプロダクトを出してくるOCZという企業はおもしろいですね。
OCZのページでは
CL 2-3-3-8 at 2.6V
CL 2-2-2-8 at 3.2V
というデータが掲載されています。
http://www.ocztechnology.com/products/memory/ocz_el_ddr_pc_3200_dual_channel_gold_vx
円蔵さんが、xtremesystemsでの記事を紹介されています。
http://red.ap.teacup.com/scuderia/157.html
「十分に電圧をかければ2-2-2でシングルチャンネルでFSB277、デュアルチャンネルでFSB265」ということは、噂のTCCDのニューリビジョンということでしょうか？
って思っていたら……xtremesystems掲載のチップの写真はSamsungのカットパターンと違います！ 謎ですね。
Athlon64での相性がいいようですが、DFI LANPARTY 875P-Tにて2-2-2-5、FSB251でMemtest86+を10passノーエラーという画像もあり、安定性も期待できそうです。なおDFI LANPARTY 875P-TはVdimmが3.2VまでBIOS設定できますから、改造なし、BOOSTERなしでの常用OCにも一石を投じるメモリといえるでしょう。
512MB×2のデュアルキットで価格は34,800円です。
