2026年3月、IntelからLGA1851向けのデスクトップCPU「Core Ultra 200S Plusシリーズ」がリリースされました。
今回は、Arrow Lake-S Refreshとも呼ばれるデスクトップ向けCore Ultra 200S Plusシリーズの特徴を紹介します。
Intel史上最速のゲーミング性能を備える改良版Arrow Lake-S
Core Ultra 200S Plusは、2024年に発売されたArrow Lake-SことCore Ultra 200Sシリーズの改良版にあたるCPUで、既存製品と同じアーキテクチャや製造プロセスを踏襲しつつ、内部バスであるD2D(Die-to-Die)やNGUの高速化やDDR5-7200メモリのサポート、Eコア搭載数の増量などハードウェア面での強化が図られています。
現在までに発売されているCore Ultra 200S Plus製品は3モデルで、特に最上位のCore Ultra 7 270K Plusは従来のハイエンドであるCore Ultra 9 285Kと同等のCPUコアを備えながらも、59,800円というリーズナブルな価格で注目を集めました。

IntelはCore Ultra 200S Plusについて「Intel史上最速のゲーミング性能」を備えているとしており、従来のCPUには無かった新機軸として通称iBOTこと「Intel Binary Optimization Tool」を導入しました。これは、古いCPUや他社製x86系CPUに最適化されたゲームやアプリケーションを実行する際に、バイナリ変換レイヤーを用いてArrow Lake-S Refresh向けに最適化するもので、既存のIntel APOの機能として提供されます。
PC系メディアのレビューなどでは、Arrow Lake-S発売以前にリリースされた旧作ゲームでそれなりの効果を発揮しているiBOTですが、現状でこの機能を利用できるゲームやアプリケーションはごく少数である点にご留意ください。
いずれにせよ、ハードウェア的には従来のCore Ultra 200Sシリーズをブラッシュアップしたものであり、価格もスペックの割にリーズナブルですので、これからLGA1851プラットフォームでの自作PCを検討するのであれば、Core Ultra 200S Plusシリーズ製品が第一の選択肢となるでしょう。
このブログ記事はPCパーツショップOVERCLOCK WORKSが制作・配信しています
AmazonでCPUをチェック