OCMEMORYオリジナルメモリとして、Micron製DDR4-3200ネイティブICを搭載した32GBメモリキット「OCM3200CL22D-32GBNMB」が発売となりました。

16GBモジュール2枚組の合計32GB構成で、対応環境ではBIOS設定を変更することなく、DDR4-3200で動作します。DDR4標準電圧の1.20Vで動作するため、発熱や消費電力を抑えながら、安定したメモリアクセスを実現します。
既存PCのメモリ増設だけでなく、価格と実用性能のバランスを重視した新規PCの構築にも適した製品です。
製品スペック
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 型番 | OCM3200CL22D-32GBNMB |
| 容量 | 32GB(16GB×2) |
| メモリ規格 | DDR4-3200 / PC4-25600 |
| タイミング | CL22-22-22-52 |
| 電圧 | 1.20V |
| 規格 | 288pin DDR4-SDRAM DIMM |
| ECC | Non-ECC |
| バッファ | Un-buffered |
| 保証 | 2年間 |
MicronネイティブDDR4-3200 ICを採用
本製品には、メジャーブランドであるMicron製のDDR4-3200ネイティブICを採用しています。またMicronロゴが刻印されたDRAMが使用されています。
ネイティブICとは、IC自体がDDR4-3200での動作を前提として設計されたものです。低いクロックのICをオーバークロックしてDDR4-3200に引き上げる仕様とは異なり、標準規格としてDDR4-3200動作に対応しています。
品質と互換性を重視し、DDR4-3200、1.20Vで安定して動作するようにICチップの選別とテストを行っています。
メモリは外観だけでは違いが分かりにくいパーツですが、搭載されているICの仕様は、安定性や互換性を左右する重要な要素です。
BIOS設定なしでDDR4-3200動作
本製品の大きな特徴が、対応環境では設定を行わずにDDR4-3200で動作することです。
メモリモジュールのSPD情報にDDR4-3200の動作情報が収録されているため、DDR4対応スロットにメモリを取り付けてPCを起動するだけで、DDR4-3200のスペック動作が可能です。

一般的なオーバークロックメモリでは、BIOS画面からEXPOやXMPなどのプロファイルを有効にしなければ、製品表記どおりのクロックで動作しませんが、本製品は、対応するCPUとマザーボードの組み合わせであれば、こうした設定を行う必要がありません。
BIOS操作に慣れていない方や、設定変更を避けたい業務用PCにも導入しやすい仕様です。
※実際の動作クロックは、CPU、マザーボード、BIOSバージョン、メモリ構成などの環境によって異なります。
DDR4標準電圧の1.20Vで動作
本製品は、DDR4の標準電圧である1.20Vで動作します。

高クロックメモリの中には、動作クロックを高めるために1.35V以上の電圧を使用する製品もあります。一方、本製品はDDR4-3200でありながら、定格電圧の1.20Vで動作します。
低電圧動作には、次のようなメリットがあります。
- メモリの発熱を抑えやすい
- メモリ部分の消費電力を抑えられる
- 長時間使用時の安定性に配慮できる
- メモリ冷却をあまり気にしなくていい
メモリ単体の消費電力はPC全体の一部ですが、常時稼働する業務用PCや長時間使用する環境では、低電圧で安定して動作することが重要になります。
新しくPCを組む場合でもDDR4は選択肢
新しくPCを構築する場合、最新規格であるDDR5を選びたいところですが、現在メモリ価格が高騰していてかなりの予算が必要となります。しかし、すべての用途で最新のCPUやDDR5メモリが必要になるわけではありません。
現在のようにメモリ価格が上昇している局面では、DDR5よりも価格を抑えやすいDDR4を選び、PC全体の予算を調整する考え方もあります。PCの用途が明確で、最新CPUの最高性能や将来のCPU交換を重視しない場合、DDR4プラットフォームは現在でも実用的です。
DDR4対応プラットフォームで利用できるCPUには、AMD Ryzen Zen 3世代やIntel第12~第14世代Coreプロセッサなどがあります。これらは最新世代ではない場合があるものの、一般的なPC用途に対して十分な処理性能を備えています。
特に、次のような用途では、DDR4プラットフォームでPCを構築することも検討の余地があります。
- WordやExcelなどの事務作業
- Webサイトの閲覧
- 動画配信サービスの視聴
- オンライン会議
- 写真の整理や編集
- フルHD解像度の動画編集
- ミドルクラスGPUを使用したゲーム
- 複数アプリケーションの同時利用
一方、最新CPUが必要になるのは、高フレームレートを追求するゲーム、4K以上の本格的な動画編集、高度な3DCG処理、ローカルAIなど、特に高い性能が求められる用途です。
対応環境
本製品は、以下の環境を対応を想定しています。
AMD
- AMD X570/B550チップセット
- AMD Ryzen Zen 3プロセッサ
Intel
- Intel Z790/Z690/B760/B660チップセット
- 第12~第14世代Intel Core i9、Core i7、Core i5プロセッサ
同じチップセットを搭載していても、マザーボードの仕様やBIOSバージョンによって、対応するメモリ構成や動作クロックが異なる場合があるので、購入前に使用するマザーボードの仕様と対応メモリ情報をご確認ください。
まとめ
「OCM3200CL22D-32GBNMB」は、Micron製DDR4-3200ネイティブICを搭載した、32GBのDDR4メモリキットです。対応環境ではBIOS設定を行わずにDDR4-3200で動作し、DDR4標準電圧の1.20Vで使用できます。
主な特徴は以下のとおりです。
- MicronネイティブDDR4-3200 ICを採用
- 32GB(16GB×2)の余裕ある容量
- 対応環境ではBIOS設定なしでDDR4-3200動作
- DDR4標準電圧の1.20V
- 2年間保証
DDR4は最新規格ではありませんが、一般的なビジネス作業、写真編集、フルHD動画編集、ゲーミングなどでは十分な性能を得られます。
メモリ価格が高騰している状況で新しくPCを構築する場合も、最新規格だけにこだわらず、DDR4プラットフォームを選ぶことでPC全体の費用を抑えられます。その分をGPU、SSD、電源などへ配分することで、用途に合ったバランスのよいPCを構築できます。
本製品は、最新スペックの追求ではなく、価格、容量、安定性、使いやすさのバランスを重視したPC構築に適したDDR4メモリです。
現在、発売開始記念として特別価格で販売中です。
OCMEMORY OCM3200CL22D-32GBNMB (DDR4-3200 CL22 16GB×2)
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