オーバークロックによってCPUのパフォーマンスを上げてPCを使ってみたいという方は、どこまでクロックが上がるのかという関心があると思います。
個人でチューニングする場合は、どれくらいの負荷でPCを使いたいかによって常用クロックは変わってきます。
「常用」といっても使う人によってPCにかかる負荷は違います。何時間もCPUを高負荷で使う人と、高負荷になるのはたまに行う数分のエンコーディングだけの人とでは、常用クロックは違ってきます。
たとえば当店のBTO PCでCPUにCore i7-6700Kを使ったモデルは4.4GHz、Core i7-6800Kを使ったモデルは4.0GHzとなっています。ひとつのクロックの目安として、当店のBTOのオーバークロックモデルを参考にされるといいかと思います。
この設定は、幅広い用途に対応できるように24時間のストレステストをパスするクロックです。
ですが負荷をそこまでかけないで使うことが前提の場合は、6700Kであれば4.5GHz、4.6GHzというような常用クロックも見えてきます。このあたりの調整は個人で設定を行う醍醐味かもしれません。