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G.Skillより発売!「DDR4-3800 CL14」は限界を狙ったAMD向けモデル

G.SkillよりAMD向けDDR4-3800 CL14モデル、2製品が発売になりました。

このAMD向け2製品の「DDR4-3800」「CL14」はしっかりと意味のある数値で、他とはちょっと違う特徴を持っています。

TridentZ Neo_2sticks

AMD Ryzen3000シリーズは内部のデータ転送などを行う内部バスに「Infinity Fabric」を採用していますが、動作速度はメモリクロックと1:1の比率での同期はDDR4-3733までというのがAMDの公表でした。詳しくは以下の記事をご覧ください。

さて以上を踏まえた上で、DDR4-3800製品はDDR4-3733を超えているのでパフォーマンスが落ちるのではないか?と思います。ですが、実際はDDR4-3800くらいまでは1:1で動作します。つまり1:1動作のほぼ限界値での製品化を狙ったのがこの製品です。

しかもCL14ですから、レイテンシーも常用範囲のほぼ限界までツメられていて、AMDにおけるパフォーマンスのいいところを凝縮した製品といえます。この限界性能を引き出すために電圧はDDR4製品としては高めの1.5Vスペックとなっています。PC内がしっかりとエアフローがある環境での使用をおすすめします。ぎっしりと詰め込む小さなケースでは安定動作が難しいかもしれません。

Infinity Fabricとメモリクロック「1:1」の限界値はマザーボード性能によっても若干開きがあるようです。このDDR4-3800を購入するときはよくQVLを確認してください。「1:1」で動かなければこのメモリの意味がなくなってしまいますので。。。

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