気温30℃を超える日も増え、いよいよPCの発熱が気になる季節になりました。今回はPCの発熱対策の一環として、メモリファンの効果をチェックしてみました。
今回のテストでは、メモリのヒートスプレッダにセンサーを取り付けて温度を測定してみました。測定は、室温25℃の室内で、ケースに組み込まないバラック組み状態で行いました。
温度測定用のセンサーは、一番外側のスロットに取り付けたメモリの両面に1つずつ貼り付けています。CPUに近い面のセンサーが「センサー A」、外側の面のセンサーが「センサー B」です。
メモリ:G.SKILL F3-17000CL9D-8GBXLD
メモリファン:G.SKILL TurbulenceIIメモリークーラーファン
CPU:Intel Core i7-2600K
マザーボード:ASUS P8Z68-V
負荷テスト:memtest86+ 4.20 (1Pass実行後の温度を測定)
ファン無し時には40℃を超えていたヒートスプレッダの表面温度が、メモリファンを取り付けることで12~14℃も下がりました。室温が25℃であることを考えると、下げられる限界に近い温度までヒートスプレッダを冷却できているようです。
CPUやGPUに比べると注目度の低いメモリ温度ですが、高い電圧で動作するハイクロックメモリはそれなりに発熱しますし、あまりに温度が高くなってしまうと動作不良や故障の原因になってしまいます。メモリの安定性向上を図るためにもメモリファンの導入を検討されてみてはいかがでしょうか。
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