未分類

AMDの新APU「Llano」とハイクロックメモリの相性をチェック!

LlanoとハイクロックメモリAMDの新APU「Llano」と、A75チップセット搭載マザーボードの組み合わせでは、DDR3-1866設定が可能となっていて、ハイクロックメモリの動作が期待できそうですが、情報が少ないのでチェックをしてみました。

なお、今回のテストで利用したG.SKILL F3-14900CL9D-8GBSRは、今のところメーカーからSocket FM1をサポートしているとの情報はありませんが、ベンチマークテストやMemtest86+などを動かしたところ問題なく動作していました。


検証機材
【CPU】AMD A8-3850 2.9GHz
【マザーボード】GIGABYTE GA-A75M-UD2H
【メモリ】G.SKILL F3-14900CL9D-8GBSR
【OS】Windows 7 Ultimate 64bit

メモリの設定
【DDR3-1333設定】メモリクロック 1333MHz、タイミング設定 9-9-9-24
【DDR3-1866設定】メモリクロック 1866MHz、タイミング設定 9-10-9-28


・DDR3-1333設定時 スコア:6206
06-1333
※省電力機能によってCPUクロックが低下していますが、ベンチマーク中は2.9GHzで動作しています。
・DDR3-1866設定時 スコア:7284
06-1866

DDR3-1333動作では6206だったスコアが、メモリをDDR3-1866動作させることで7284まで上昇しました。ハイクロックメモリを利用することによって、約17%も内蔵グラフィックスのパフォーマンスが向上したことになります!

メインメモリをVRAMとして共有する従来のオンボードGPUなどは、メモリクロックがグラフィックパフォーマンスに反映される傾向にありましたが、従来よりも強力なGPUを内蔵するLlanoは特にその傾向が強いようです。Llanoの内蔵GPUのパフォーマンスを最大限に引き出すなら、クロックの高いメモリを組み合わせるとよさそうです。

なお、この組み合わせはマザーボードやBIOSバージョン、メモリチップの変更などで検証通りの結果にならないこともありますので、ご了承ください。また相性がご心配の場合は当店の相性保証サービスをご利用ください。

▼ G.SKILL F3-14900CL9D-8GBSR (DDR3-1866 4GB×2 CL9)
F3-14900CL9D-8GBSR

-未分類