ついにAMDの新しいCPU、「RYZEN」が発表されましたね。コード名Summit Ridge、Zenマイクロアーキテクチャを採用する製品です。
以下から発表のプレゼン、デモを見ることができます。
http://www.amd.com/ja-jp/innovations/new-horizon
主なスペックとしては
| コア | 8コア・16スレッド |
|---|---|
| クロック | 3.4GHz |
| メモリ | DDR4 |
| PCI-E | PCI Express 3.0 |
| USB | USB3.1 Gen2 |
| プラットフォーム | AM4 |
デモでは同じ8コアのCore i7-6900Kとの比較で、ほぼ同等の性能をアピールしていました。ただ今の時点で悪いところは出さないでしょうから、総合的に同等かは実際に使ってみてからになると思います。仮に6900K相当のパフォーマンスがあるなら、焦点は価格になりますね。
気になる機能は、Extended Frequency Range(XFR)です。CPUが十分冷却されていればブーストの限界よりさらにクロックがあがるというものです。AMDのプレゼンでは、水冷やLN2冷却でも効果があるとしていますが、本来OCされた状態では発熱もそれなりにあるはずなので、実際どの状態で利く機能なのか興味があります。
いずれにしてもお久しぶりのAMDのハイエンドCPU。AMDファンならずとも気になる製品です。もちろんOC耐性も気になります。マザーのリーク記事は少ないですが、しっかりしたOC耐性のあるモデルも期待したいところです。
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