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Intel X299発表! 今年は2大CPUメーカーのハイエンド製品が激突する熱い夏に!

 本日開幕したComputex 2017では、「Intel X299 チップセット」を搭載したマザーボードが展示されています。Intel X299 チップセットは、現在Intel X99 チップセット搭載製品が担っているハイエンドデスクトップ向けプラットフォームを引き継ぐ製品となります。

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 Intelは一般消費者向けのプラットフォームとして、LGA1151ソケットを用いるメインストリーム向けと、LGA2011-v3ソケットを用いるハイエンドデスクトップ向けに、製品ラインナップを二分しています。基本的に、ハイエンドデスクトップ向けのプラットフォームはマルチコア性能を重視したCPUコア数の多い製品がラインナップされおり、現在は最大で10コアのIntel Core i7-6950Xが用意されているのですが、次期ハイエンドデスクトップ向けには最大で18コアのIntel Core i9-7980XEが投入されることが発表されました。
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 ここ数年、インテルは堅実なアップデートでCPUのコア数やシングルスレッド性能を向上させてきましたが、次期ハイエンドデスクトップ向けプラットフォームでは、CPUコア数が飛躍的に増えることになります。

 これはライバルであるAMDの投入したRyzenへの対抗措置とみるのが妥当でしょう。AMDは先日、ハイエンドデスクトップ向けの新製品として、最大で16コア32スレッドCPUとなる「Ryzen Threadripper」を今夏投入することを発表しており、既に発売済みのRyzen 7のみならず、新たに登場するRyzen Threadripperとの競争に勝ち抜くため、一気にCPUコアを増加させるという決断をしたようです。

 複数メーカーがマザーボードが展示されるほど開発が進んでいるX299 チップセット搭載マザーボードの発売はそう遠いものではないでしょう。Ryzen Threadripperを擁するAMDと、次期ハイエンドデスクトップ向けプラットフォームを投入するIntel、今夏は二大CPUメーカーの新製品が激突する熱い夏となりそうです。

 Intel Skylake-X、Kaby Lake-X、X299については日本メディアではまだ詳細が出ていないため、海外メディアのリンクを参考に貼っておきます。
http://www.tomshardware.com/news/intel-x-series-skylake-x-kaby-lake-x-x299-basin-falls-core-i9,34545.html
http://www.tweaktown.com/articles/8206/intel-introduces-x299-kabylake-skylake/index.html

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